TOP > 徒然草 > 新聞雑誌記事一覧 > 朝日新聞 > 3.暖かく厳しいコーチをみつけよう










  朝日新聞
■No.1 やりたいことを見逃すな
■No.2 「箱越え」息子のしたたかさ
■No.3 暖かく厳しいコーチをみつけよう
■No.4 真似とユニークの不協和音が大切だ
■No.5 カーナビのごとくフィードバックを
■No.6 ヒューマンキャピタルにとって会社は成長孵化器
■No.7 オーエンに学ぶ「効力感」
■No.8 「時間単価」の壁と効用
■No.9 ビジョンコンテスト
■No.10 チームワークと個人主義のパワー・ブレンド
■No.11 気持ちが停滞したらとにかく動き出そう
■No.12 首の動きを止めれば首にならない
■No.13 自分に時間をあわせよう
■No.14 没頭術ワン・ツー・スリー
■No.15 チームの色眼鏡の色がわかっていますか?
■No.16 まず4から始めよ
■No.17 口説くには一緒に歩こう
■No.18 ストーリーを語り、主役の座を射止めよ
■No.19 即興のパワー
■No.20 節目のある人、節目のない人


 
朝日新聞
 【3】 暖かく厳しいコーチをみつけよう

(掲載日2002年5月27日)

プロのスポーツ選手は、なぜコーチを雇うのか?それは個人で戦うタレントとして、自分という資産を磨きあげて常にベストの状態に保つためだ。
私は今後、日本のビジネス社会でも、リーダーを目指す人は、プロとしてタレント化していくと思う。そしてタレント化できた個人だけが「楽しく稼ぐ」世の中になっていくだろう。
あなたもビジネス・タレントになっていくと、きっとプロ選手のようにコーチがほしくなる。会社に依存している間は、問題が解決できない責任は上司がとる。タレント化したらそういう甘えはゆるされない。それだけ厳しくなると、コーチ役が必要になる。だから米国のエグゼキュティブはコーチを雇う。
さて、コーチとはどんな人だろう?あなたが失敗したときに精神論的説教をする人でも、厳しいことばかりいう人でも、なぐさめをいう人でもない。そういった旧人類達ではなくて、主人公のあなたが、自分で問題解決できるように助けてくれる人だ。時に、じっくり話をきいてくれ、時に厳しくチャレンジしてくれ、あなたが一人ではたどりつけないところまでいかせてくれる話相手である。残念ながらそういう役割をすべて満たすようなコーチはめったにいない。だから、役割別にコーチを何人かそろえる必要がある。慰め系、分析冷徹系、面白系、ついでに美形とか。私にコーチしてくれる人なんているだろうかという心配は無用。あなたがタレント化できれば、あなたの魅力でコーチを集めることが可能になるからだ。






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