TOP > 徒然草 > 新聞雑誌記事一覧 > 朝日新聞 > 11.気持ちが停滞したらとにかく動き出そう










  朝日新聞
■No.1 やりたいことを見逃すな
■No.2 「箱越え」息子のしたたかさ
■No.3 暖かく厳しいコーチをみつけよう
■No.4 真似とユニークの不協和音が大切だ
■No.5 カーナビのごとくフィードバックを
■No.6 ヒューマンキャピタルにとって会社は成長孵化器
■No.7 オーエンに学ぶ「効力感」
■No.8 「時間単価」の壁と効用
■No.9 ビジョンコンテスト
■No.10 チームワークと個人主義のパワー・ブレンド
■No.11 気持ちが停滞したらとにかく動き出そう
■No.12 首の動きを止めれば首にならない
■No.13 自分に時間をあわせよう
■No.14 没頭術ワン・ツー・スリー
■No.15 チームの色眼鏡の色がわかっていますか?
■No.16 まず4から始めよ
■No.17 口説くには一緒に歩こう
■No.18 ストーリーを語り、主役の座を射止めよ
■No.19 即興のパワー
■No.20 節目のある人、節目のない人


 
朝日新聞
 【11】 気持ちが停滞したらとにかく動き出そう



 課長の純一郎は「毎日夜まで働く。でも仕事はたまる一方。今日もまた新しい仕事がくる。夜の寝つきも悪く、すぐ目がさめる。」左遷された真知子は「重要な仕事がこなくなった日が続く。でも何か忙しい。達成感はない。」こんな停滞サラリーマン達と対照的に、大組織に頼らずバリバリやっているしたたかな人が女性中心に増えてきた。例えばメディア関係の仕事で活躍中のHさん。「朝一番で、とにかく、今日やることをすべて書き出す。あの人とこの人に会う。部下の彼と彼女にこれをやってもらう。B社の打開策のブレスト。娘の学校の先生と話す。税金対策はじめる。米国出張の予定たてる。取材を受ける。等々」これをやるととにかく落ち着くそうだ。そして、書き出したら、かたっぱしから処理していくそうだ。体が停滞しがちな夏、「とにかくやってみる」ことの効用は意外に大きい。日本の禅をヒントにして米国で創った「建設的生活」も、ぐたぐた理屈を並べるよりとにかく自分でやってみろ、と教える。例えば健康診断の結果、エクササイズを毎日規則的にやる必要がでできたとする。「でも、おれはそんなことやるタイプじゃない」と言い訳的な自己分析に支配されるのがサラリーマン。そういうとき、毎日やろうなどと意気ごまずとにかく今日一回だけはと思ってやってみる。一度できたらもう一度くらいやれるはず。そしてやれてしまったという動かぬ証拠を素直に受け入れて、あなたはあなた自身への見方を変えざるを得なくなる。だから、また動き出す。






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